化学吸着測定による活性金属表面積
消費財の製造から環境保護までさまざまな応用分野で、触媒は用いられています。触媒の最適設計と効率的利用には、活性金属の表面構造や表面化学を理解することが必要です。
化学的な吸着作用(化学吸着) 分析技術は、触媒を使っている時のみならず、何をどのように使うか考案中や、必要な触媒の製造中における、触媒物質の評価に必要な多くの情報をもたらします。触媒作用を評価するには、吸着される反応ガスの量や種類を測定します。このガスの容積は、反応化学量論を理解することに加え、金属分散や、活性表面積、活性粒子サイズ、表面酸性度などを算出するのに用いられます。
Micromeritics社の測定器は、化学吸着分析中に現れる極めて高い侵食環境に対応するよう、特にデザインされています。内部コンポーネントは最もハイクオリティーなステンレス鋼で構成されているので、最も一般的に用いられる化学吸着による反応を防ぐことができます。加熱マニホールド(多岐管)、ガス管、そして検出器は、濃縮蒸気によって測定が行えるように設計されています。試料は高熱(最高1100℃)にて前処理することができますし、また低圧 (<10 -5 mmHg)でも処理することができます。
有機金属構造研究でMicromeritics社製ガス吸着測定器を利用した研究者の簡略版図書目録 (英文のみ)
特徴
· 二つの独立した真空システム。これにより、測定準備や測定そのものが同時に行えるようになりました。
· オイル・フリー“ドライ”真空システム。オイルの混入を防ぎます。
· 2ステーション自動制御脱ガスシステム。加熱時間及び加熱温度制御プログラムによる、完全自動脱ガスシステムです。
· 12箇所のガス注入口。前処理や埋め戻し、充填ガスを自動的に選択し、質量分析器に接続を可能にする、自動選別式です。
技術要覧
分析テクニックの基本はシンプルです。排気された試料チューブに入っているサンプルは、極低温にまで(通常)冷却され、設定圧力にまで正確に、分析ガスにさらされます。設定増加分ごとの圧力増加に比例して、表面に吸着されたガス分子の数も増加します。吸着量が均衡に達した時点での圧力が測定され、アボガドロの法則により吸着されたガス量が測定されます。.
気体吸着の開始にしたがって、吸着された皮膜の厚さも増加します。表面上のいかなる微細孔(マイクロポア)でも急速に満たされ、開放表面は完全に覆われ、最終的には大きな微細孔(マイクロポア)も満たされるのです。プロセスは分析ガスの容積の凝縮点まで続きます。そして、気体脱着のプロセスが開始され、吸着された分子が開放されることによって、圧力は組織的に減少します。吸着プロセスに伴って、固体表面のガス量の変化が定量化されます。これら二つのデータは吸着等温線と脱着等温泉を示します。それら等温線の分析によって、物質表面の特質に関する情報を得ることができます。.
主な付属品について
· 蒸気オプション / 水蒸気オプション(英文のみ)
仕様
General 圧力測定: | 測定範囲: 0 to 950 mmHg 分解能: - 1000-mmHg トランスデューサー: 0.001 mmHg
- 10-mmHg トランスデューサー*: 0.00001 mmHg
- 1-mmHg トランスデューサー**: 0.000001 mmHg (オプショントランスデューサーを用いた場合)
精度(測定部のみ): 非線形性、ヒステリシス、及び非再現性を含む。トランスデューサー・メーカーの仕様による。 - 1000-mmHg レンジ: 読みの0.15%以内
- 10-mmHg レンジ*: 読みの0.15%以内
- 1-mmHgRange**: 読みの0.12%以内
| システム容量: | サンプル前処理部: 2 脱ガスポート 測定部: 1 サンプル・ポート 1台のコンピューターで最高2種類のサンプルの完全分析をコントロール可能です。 | 真空システム: | 排ガス部: 2段メカニカル真空ポンプでは、到達真空度は5 x 10-3 mmHg。もしくは、高真空システムでは、到達真空度は<10-8 mbar。 測定部: マルチガス及び微細孔(マイクロポア)測定: 高真空システムでは、最高状態で<10-8 mbar。 | 試料温度コントロール・システム: | 温度領域: 環境温度より10 ºC高い温度から1100 ºCまで。 温度変化選択: 温度上昇率は800 ºC までの場合は、分刻みで1 ºCから20 ºCまでコントロール可能。1000 ºCまでの場合は、分刻みで10 ºC。1100 ºCまでの場合は、分刻みで5 ºC。 温度選択: 1 ºC刻み 精度:± 1 ºC以内. 安定度:± 1 ºC以内 | 排ガス システム: | 温度領域: 自然放熱で450 ºCまで (プログラム制御可能) 温度選択: デジタル設定、1 ºC 刻みで設定可能。 設定精度: サーモカップルで設定温度の+/- 10 ºC未満。 セル充填ガス: ユーザーによる選択可。通常は窒素もしくはヘリウム。 | 試料サイズ: | フロースルー(FlowThru)直管部外径:1/2-in. (12.5-mm)。フロースルー前処理用排気口も含む。標準セル・フロースルー・チューブはクオーツ製で、1100 °Cまで利用可。 | 所要電源: | 電圧: 100, 115, 230 VAC +/-10% 周波数: 50/60 Hz 作動時電力: 700 VA, (最大値) | 本体サイズ: | 高さ: 99 cm (39 in.) 幅: 85 cm (33.5 in.) 奥行き: 61 cm (24 in.) 重さ: 115 kg (250 lbs) | その他: | ISO 9001 製造, CE 認定済み |
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* 高真空システム
** 微細孔(マイクロポア)システム
常に製品の品質向上に努めるという弊社方針にのっとり、仕様は予告なく変更することがあります。