AccuPyc IIシリーズピクノメーターは、粉体、固体、スラリーの真密度を判断できる高速、高精度測定器です。 分析担当者が物質の質量を入力してから、数回のキーストロークで測定が開始し、複数回の測定が実行され、物質の密度が表示されます。
ガスピクノメーター法は、真、絶対、骨格、見かけの容積および密度を測定する最も信頼できる技術のひとつです。 この非破壊技術は、ガス置換法を活用して、物質の容積を測定します。 ヘリウムや窒素などの不活性ガスが、ガスピクノメーター法の置換媒体として一般に使用されます。 ガス置換法による密度測定は、従来のアルキメデス水置換法よりもより正確で、再現可能で、より高速です。
特長と利点:
仕様
動作環境
温度 | 15~35℃で安定 温度制御AccuPyc:温度安定性は、設置されたサーキュレーターの仕様に依存します。 推奨範囲: 15~50℃ |
湿度 | 20~80%(相対湿度、結露なきこと) |
物理的
高さ | 14.6 cm 17.9 cm、1、10、および100 cm³ユニット用分析モジュール 25.9 cm、350 cm³分析モジュール 43.0 cm、2000-cm³分析モジュール |
幅 | 27.3 cm、制御モジュール(チャンバー非装備) 27.3 cm、制御モジュール(チャンバー装備) 27.0 cm、2000-cm³分析モジュール |
奥行 | 36.2 cm |
重量 | 9.3 kg、制御/分析ユニット (1、10、100 cm³ユニット) 7.9 kg、分析ユニット (1、10、100 cm³ユニット) 10.5 kg、分析ユニット (350 cm³ユニット)3.6 kg、制御モジュール 26.0 kg、2000-cm³分析モジュール |
電気的
電圧 | 90~264 VAC |
電力 | 30 VA |
周波数 | 50~60 Hz |
ガス
研究グレードのヘリウムを推奨します。 入手できない場合は、露点温度-67℃以下のヘリウムを使用してください。 二酸化炭素、アルゴン、乾燥空気、窒素も多様な応用方法のために使用できます(マルチガスオプションをマルチガス接続用にご用意しています)。
サンプルカップ
1 cm³チャンバー | 1.14 cm ID x 1.1 cm D (0.45インチ ID x 0.44インチ D) |
10 cm³チャンバー | 1.85 cm ID x 3.95 cm D (0.72インチ ID x 1.55インチ D) |
100 cm³チャンバー | 4.62 cm ID x 6.18 cm D (1.82インチ ID x 2.43インチ D) |
350 cm³チャンバー | 5.84 cm ID x 13.94 cm D (2.30インチ ID x 5.49インチ D) |
2000 cm³チャンバー | 9.52 cm ID x 26.00 cm D (3.80インチ ID x 10.20インチ D) |
分析
精度 | 再現性は、一般に名目フルスケールサンプルチャンバー容積の± 0.01%以内です。 再現性は、ヘリウムを使用して15~35℃の範囲で、清潔で乾燥し熱平衡したサンプルの名目フルスケール容積の±0.02%で保証されます。 |
精度 | サンプル容量の0.03%を加えて、指示値の0.03%以内の精度 |
* 共有アクセスのあるネットワークドライブにインストールしないでください。 複数のユーザーが同時にアプリケーションを操作することはできません。 すべてのユーザーが、アプリケーションがインストールされたすべてのディレクトリーおよびサブディレクトリーへの読み書き権限を保つ必要があります。
* 継続的な改善のため、仕様は予告なく変更される場合があります。
ガス置換ピクノメーター
動作原理
動作原理
この技術は、ガス置換法を使用して、容積を正確に測定します。 ヘリウムや窒素などの不活性ガスが、置換媒体として使用されます。 サンプルを既知の容積の装置コンパートメントに封入し、適切な不活性ガスを導入してから、別の精密内部容積へと拡張します。 サンプルチャンバーを充填したときに観測された圧力とそれを第2の空のチャンバーへと放出したときの圧力により、サンプルの固体相容積を計算できます。 ヘリウム分子は急速に直径1オングストームほど小さな細孔に入ります。
固体相のサンプルだけが気体を置換します。 サンプル重量をこの容積で割ることで、ガス置換密度が分かります。
- サンプルチャンバーへの活性ガスの流れ – バルブを開けてから閉めます
- 平衡に到達します
- ガスの流れを第2チャンバーに入れて容積を測定します – バルブbを開きます
- 再び平衡に達します
- サンプル重量を容積で割って、密度を判断します
- 圧力を大気にベントします – バルブcを開きます
密度測定
密度測定
初等教育レベルでは、固体の容積は、その長さ、幅、厚さを測定することで計算できます。 しかし、多くの物質には、その構造内に、表面の不規則性、小さなヒビ、亀裂、細孔があります。 これらの空隙や細孔は表面に開いていたり、固体物質の構造内に閉じ込められていたりします。 このため、物質容積の相違は、測定技術、測定方法、測定を実施する条件に依存します。
密度タイプ | 定義 | 物質容積 | 開いている細孔容積 | 閉じている細孔容積 | 粒子間容積 | 外部空隙容積 | 対応方法 |
真(絶対) | 開いている細孔や閉じている(つまり見えない)細孔を除外して、物質の質量をその容積で割ります |
✓ |
AccuPyc II | ||||
骨格(見かけ) | 固体物質の質量と閉じた(見えない)細孔を含む容積の合計の比率 |
✓ |
✓ | AccuPyc II | |||
包絡 | 物質の質量と包絡体積(粒子周囲の想像上の境界)の比率 |
✓ |
✓ | ✓ | ✓ | GeoPyc | |
かさ | 物質の質量を隙間を含む占有容積で割ったもの |
✓ |
✓ | ✓ | ✓ | GeoPyc | |
タップ | 言明されたタップ条件下で測定された見かけの粉体密度 |
✓ |
✓ | ✓ | ✓ | タップ機能装備のGeoPyc |
適応性の高いシステム
適応性の高いシステム
AccuPyc IIピクノメーターは、内蔵制御分析モジュールを搭載しています。 高スループットが必要な場合は、分析モジュールは単一構成でも利用でき、単一の制御ユニットに最大5台の分析モジュールを追加で接続できます。 各モジュールにはそれ自体の気体接続があります。 多様なサンプルチャンバーサイズを選択して、サンプルに最適なフィットを実現できます。 実行精度モードで、高い再現性を達成できます。 装置が水と揮発成分をサンプルから排除してから、連続測定値が首尾一貫した結果に収斂するまで、分析を繰り返します。
ユニークな実行精度
ユーザー定義の公差内である5回の連続測定値からのデータを報告することにより、分析結果の精度を向上します。 この機能により、分析を早期に終了できるため、正確な結果のために必要なサイクル数を削減できます。
内蔵制御および分析モジュール
最大5台の追加外部分析モジュールを制御できます。
多言語
AccuPycは以下の5言語で操作できます: 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語
イーサーネットポート
制御モジュール背面のイーサーネットポートにより、レポートをメール送信し、データをWebブラウザーに送信して保存し、あるいはAccuPyc Windowsアプリケーションとインターフェイスすることができます。
USBポート
制御モジュール背面のUSBポートにより、プリンター(ASCIIまたはExcelフォーマットのいずれかで分析および校正結果を出力)およびキーボード(英数文字入力)に接続できます。 USBポートは、ソフトウェアアップグレードのインストールにも使用します。
簡単な校正プロセス
装置サンプルセルと拡張チャンバーの容量をトレース可能な標準容量を使用して簡単に判断できます。 校正後は、セルおよび拡張チャンバーの容量が自動的に保存されます。
直接サンプル質量入力
サンプル質量は、分析天秤から直接入力できます。
COREPYC
2000 cm3サンプルチャンバーサイズのある特別ユニット
バヨネットキャップフィッティング
ねじ込み式フィッティングと比較して、優れた反復可能シールを実現します
5段階の標準サンプルチャンバーサイズ
1 cm3、10 cm3、100 cm3、350 cm3、2000 cm3
ハードウェア汎用性
多用途なハードウェア
マルチボリュームキット
現行のAccuPycモデルでより小型サイズのサンプルを分析できるマルチボリュームオプションが、以下に一覧された構成で利用できます。 各キットには、適切なインサート、参照標準、サンプルカップが含まれます。
適用分野
適用分野 | 説明 | 参考文献 |
粉体冶金学 | 多くの中間および最終処理ステップの結果が、金属の骨格密度により制御または関連します。 さらに、多くの焼結または鋳造金属構造物の性能は、開始金属粉体の骨格密度から予測可能です。 | ASTM B923 |
耐火材料 | 真密度は、分類、類似と思われるサンプル間の化学組成の相違検出、鉱物学的相または相変化の指示、かさ密度が既知であるときの総有孔率の計算、および結果を計算するためにこの値が必要な他の試験方法のために役立つ値です。 | ASTM C604 |
焼成石油コークス | 焼成石油コークスの密度は、それを使用して製造される炭素およびグラファイト製品の物理的および科学的性質に直接影響します。 このため、密度は、焼成石油コークスの主要品質仕様であり、コークス生成の制御手段として使用されます。 | ASTM D2638 |
土壌 | 乾燥後に標本に形成される沈殿物のために、外来物質(セメント、石灰など)または水溶性物質(塩など)を含む土壌の比重は修正する必要があります。 沈殿物の比重が親土壌粒よりも小さい場合は、未修正の試験結果は低すぎることになります。 沈殿物の比重がより大きい場合は、未修正の試験値は高すぎることになります。 | ASTM D5550 |
粉体コーティング | 全固形分は、多様なコーティングブレンドで達成可能な最小被覆面積を判断するために使用できます。 乾燥顔料の混合物は、混合物の組成に基づく理論的密度と測定密度を比較することで監視できます。 | ASTM D5965 |
透明または顔料入りコーティング | 乾燥皮膜密度は、透明および顔料入りコーティングの揮発性有機化合物(VOC)成分測定に使用できます。 VOCは行政の規制で必要です。 | ASTM D6093 |
硬質発泡プラスチック | 発泡プラスチックは、開いている気泡体と閉じている気泡体の比率により多様な性質を示します。 断熱フォームは、閉じた気泡体に封入された気体のポケットにより、熱伝導性を制限します。 浮力装置は、水の侵入を防ぐ空気が詰まり閉じた気泡体の浮力を利用しています。 | ASTM D6226 |
医薬品 | 有効な賦形成分の組成は、製品密度測定により監視および制御できます。 製品の多形、水和、および非晶形態は、純度とともに、理論値および履歴値と測定密度を比較することで判断できます。 | USP 699 |
肥料
かさ密度の知識は、パッケージサイズ決定、容量フィーダーまたはアプリケーターの校正、貯蔵容器や輸送車両の保管容量の決定で重要です。 見かけの密度情報は、分離調査および粒度プロセスで使用できます。 真密度測定は、工程管理および
工程装置の設計で重要です。
鉱業コア
円形コアシリンダーの直径および長さの単純な物理的測定により、包絡体積を計算できます。 ガス置換ピクノメーターは、完全なドリルコアを収納するために特別に設計された大型サンプルチャンバーを装備しており、骨格体積を測定するための低コスト、時間節約、非破壊技術を実現しています。 包絡体積と骨格体積を知ることで、コアサンプルの総細孔容積と細孔率を判断できます。
化粧品
口紅やパウダーケーキなどの化粧品での空気泡の存在は、多数の理由のために
好ましくないものです。 封じ込められた空気で口紅にピンホールが形成されて外観が劣化し、パウダーケーキの完全性が損なわれます。 空気泡除去のための多様な方法の効果は、空気泡除去前後の物質の真密度測定値を比較することで評価できます。
構成/モデル選択
AccuPyc II 1345装置
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
1 cm³ | 1.14 cm ID x 1.1 cm D | 0.1 cm³ | 該当なし | 134/50001/00 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 該当なし | 134/50000/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 該当なし | 134/50002/00 |
AccuPyc II 1345リモート分析装置
バンドルには、制御モジュールと分析モジュールに接続される2フィートのケーブルが含まれます。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
1 cm³ | 1.14 cm ID x 1.1 cm D | 0.1 cm³ | 該当なし | 134/50031/00 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 該当なし | 134/50030/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 該当なし | 134/50032/00 |
350 cm³ | 5.84 cm ID x 13.94 cm D | 該当なし | 該当なし | 134/50033/00 |
2000 cm³ | 9.52 cm ID x 26.00 cm D | 650および1300 cm³ | 該当なし | 134/50034/00 |
リモート分析モジュールのみ。 リモート分析ユニットには、制御モジュールまたはAccuPyc II 1345への接続が必要です。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
1 cm³ | 1.14 cm ID x 1.1 cm D | 0.1 cm³ | 該当なし | 134/50041/00 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 該当なし | 134/50040/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 該当なし | 134/50042/00 |
350 cm³ | 5.84 cm ID x 13.94 cm D | 該当なし | 該当なし | 134/50043/00 |
2000 cm³ | 9.52 cm ID x 26.00 cm D | 650および1300 cm³ | 該当なし | 134/50046/00 |
リモート分析モジュールのみ。 リモート分析ユニットには、制御モジュールまたはAccuPyc II 1345への接続が必要です。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 134/50005/00 |
AccuPyc II 1345高圧(500 psi)リモート分析装置
バンドルには、制御モジュールと分析モジュールに接続される2フィートのケーブルが含まれます。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 該当なし | 134/50037/00 |
リモート分析モジュールのみ。 リモート分析ユニットには、制御モジュールまたはAccuPyc II 1345への接続が必要です。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 該当なし | 134/50049/00 |
AccuPyc II 1345温度制御装置
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 外部再循環バス15~50℃の使用 | 134/50010/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 134/50020/00 | |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 内蔵熱電冷却15~36℃ ±0.1℃ | 134/50050/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 134/50051/00 |
AccuPyc II 1345温度制御リモート分析装置
バンドルには、制御モジュールと温度制御分析モジュールに接続される2フィートのケーブルが含まれます。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 内蔵熱電冷却15~36℃ ±0.1℃ | 134/50035/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 134/50036/00 |
リモート分析モジュールのみ。 リモート分析ユニットには、制御モジュールまたはAccuPyc II 1345への接続が必要です。
サンプルカップ容量 | サンプルカップ寸法 | 対応マルチボリュームインサートキット | 温度制御タイプ | カタログ番号 |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 外部再循環バス15~50℃の使用 | 134/50044/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 134/500450/00 | |
10 cm³ | 1.85 cm ID x 3.95 cm D | 1.0および3.5 cm³ | 内蔵熱電冷却15~36℃ ±0.1℃ | 134/50047/00 |
100 cm³ | 4.62 cm ID x 6.18 cm D | 10および35 cm³ | 134/50048/00 |
研究グレードのヘリウムまたは窒素を強く推奨します。 高純度二酸化炭素、乾燥空気、またはアルゴンを使用できます。 1台の分析ユニットで最大4種類のガスを使用するマルチガスオプションを利用できます。
* 環境動作条件により異なります
アクセサリー
発泡体向けソリューション
発泡体向けソリューション
FoamPyc – 開いた/閉じた気泡体があるフォーム用の密度測定
AccuPyc IIユニットは、当初からFoamPycアプリケーションをインストールした状態で発注できます。 標準のAccuPycをお持ちの場合は、ソフトウェア強化によりアップグレードできます。 開いた/閉じた気泡体のあるフォーム物質用のFoamPycオプションは、標準および温度制御ピクノメーターのために、以下の構成でご用意しています:
- 10 cm3名目気泡体容積
- 10 cm3名目気泡体容積(ASTMおよびISO方式への準拠用)
計量ソリューション
計量ソリューション
分析天秤
AccuPyc計量ソリューションは、分析天秤からAccuPycのWindowsソフトウェアに質量データをワンタッチで直接転送できます。 直接転送により、質量データの手動入力に関連するユーザーエラーを排除できます。
- シームレスなデバイス互換性
- 密度の自動計算のためのAccuPycへのワンタッチ質量データ転送
- 校正用おもり付きの120 X 0.01 mg電子分析天秤を装備
温度制御ソリューション
温度制御ソリューション
AccuPyc II TEC – 半固体物質用の密度試験装置
このAccuPycソリューションは、ASTM試験法D70-09で得られる結果と密接に相関(< 0.15%の相違)しています。 ASTM法は、負担が大きく時間がかかります。 当社のアプローチでは、すばやく、より堅牢でオペレーターに依存しない方法で、数分で結果が出ます。
- 数分で再現可能な結果が得られ、オペレーターの誤りを根絶します。
- 瀝青質物質試験用のソフトウェアを装備する内蔵ソリューションには、比重、容積、密度の結果が含まれます。 また15.56°Cに補正した密度も報告します。
- ペルティエ熱電気制御(15~36℃)により、優れた温度制御/安定性とサンプル取り扱いができます。
- オプションの3.3 cm3使い捨てサンプルカップにより、交叉汚染が制限され、分析間でのサンプルチャンバーの清掃を最小にできます。
研究作業で市場で入手できない分析装置、技術、または構成が必要な場合は、当社の標準装置設計に対する変更が可能かお問い合わせください。 当初のご相談や皆様のプロジェクトの実現可能性に関する当社の調査に関する費用は無料です。 連絡先: 770.662.3636 | メール: CEP@micromeritics.com
高圧ソリューション
高圧ソリューション
AccuPyc II HP – 高圧環境での密度測定
このピクノメーターは、高圧環境(すなわち、完全また破砕後シェールコアサンプル)での高速、高精度容積測定および密度測定を行います。
- 500 psiの高圧で動作して、岩石にガスをより良く放散します。
- 100 cm3の容積のオプションのステンレス鋼製サンプルカップ。
- アルミニウム製カップ:直径46.2 mm、長さ61.8 mm
- ステンレス鋼製カップ:直径48 mm、長さ62.5 mm
- サンプルカップには、最大60 mmの長さの直径48 mmのコアを収納できます。
大容量ソリューション
大容量ソリューション
CorePyc – 完全コアサンプルの密度
大容量サンプルチャンバーにより、このピクノメーターは、完全なドリルコアの細孔容積の知識が必要な作業の特定のニーズに対応します。 この装置により、コアを多くのより小さな小片に破砕して、容積結果を取得するために複数回の分析を実行する必要性がなくなり、サンプリング統計を向上します。 CorePycを使用すると、大型コアで複数回分析を実行する必要がなくなります。
- 約2000 cm3の容積の大型サンプルチャンバー
- サンプルチャンバーには、最大278 mmの長さの直径95 mmのコアを収納できます。
消耗品およびサプライ品
消耗品およびサプライ品
多用途なソフトウェア
ソフトウェアのダウンロード
データ表現
AccuPyc IIは、フルキーボードとオプションのWindows®インターフェイスで動作し、優れたレポート作成およびアーカイブ能力を発揮します。 両方のバージョンには、天秤とサイクルベースの置換容積レポートによる直接サンプル質量入力が含まれます。 Windowsインターフェイスにより、時間ベースの圧力平衡レポートや、固体成分割合や総細孔容積などの、追加計算などの機能が含まれます。 動作状態も、モニタースクリーン上の状態ウィンドウにより連続的に監視できます。
統合レポート
- サマリーレポート
- ユーザー定義のテーブル型レポート
- 容積対サイクル数
- 密度対時間
- 総細孔容積対温度
- 密度対サイクル数
- 15.56°Cでの密度
- 15.56°Cでの容積
- オプションレポート
- 平衡レポート
- サンプルログ
- 比重
AccuPyc II 1345 リソース
アプリケーションノート
- AccuPycによるプラスチックフィルム密度の測定
- AccuPyc 1330ピクノメーター(比重瓶)によるスラリーの固形分率の測定
- AccuPycの超精密校正
- AccuPycピクノメーター(比重瓶)による硬質発泡プラスチックの連続気泡体の測定
- AccuPyc(サンプル量:1 cm3)のサンプル計量精度
- AccuPyc II TECによるアスファルト密度の測定
- AccuPycの不確実性および精度仕様について
- AccuPycによる液体の分析